妙見大菩薩像(盗難除け守護)real estate
檀林時代から伝わる妙見菩薩像です。元々は北斗七星を神格化した菩薩で、日蓮大聖人も北斗七星を特別な星として見ておられました。ゆえに日蓮宗では妙見信仰が強く、護国寺でも昔は妙見堂が建立されていました。
当山の妙見菩薩像にはおもしろい話が伝わっております。その昔、護国寺に泥棒が入り金品を盗まれました。ところが泥棒の夢の中に妙見菩薩が毎夜現れ、返すように告げられたそうです。恐れをなした泥棒は、金品と侘び証文を書いてお寺に返したそうです。それ以来、開運と共に盗難除け守護の妙見菩薩として深く信仰されています