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〜迷っても悟っても仏さまの中〜



〒607-8080 京都市山科区竹鼻竹ノ街道町72

Q、お布施を渡す時、のし袋に何て書けばいいですか?real estate

A、 先日、私の友人からこのような質問を受けました。「この包みには何て書けばいい?お布施?それともお経料?」
私はすぐに「お布施が良いよ。」と答えました。友人は
「お経料じゃダメなん?」と聞いてきます。
「料っていう字は、はかるっていう意味があるから、お坊さんの読経をはかるなんて変じゃない?アンタのお経の読み方は○○円だってことになるよ。」
「そんなつもりはないんやけど…。」
「それに、ふつう料金というのは、もらう方が金額を決めへん?バス代だって、ハンバーガーの料金だって、お客さんが決めるなんて聞いたことはない。」
「なるほど……。」
「もしお経料って書いて、このお寺ではあなたの提示した料金では3分の読経です。って言われたら何も言えなくなるよ。だって自分で料って書いてしまったんやから…。」
「やっぱりお布施か…。」
と、冗談交じりで話してましたが、やはりお布施と書くのが一番良いですね。お経に値段をつけるのは、仏さまに対しても失礼に当たりますから。
 さて最後に、お布施は見返りを求めないってことだから、いくら包んであっても、仮に何も包んでなくても、読むべきお経はちゃんとお読みしますので、ご安心を!