柔和忍辱の衣privacy policy
境内の梅が満開になりました。昨年、伸びきっていた梅の木をバッサリと剪定したので、今年は綺麗な花を咲かしてくれるか心配していましたが、不安をよそに見事に咲き誇ってくれました。梅は寒い冬をじっと耐え、春には凛とした花を咲かします。その生き方は、私たちに法華経の教えを説いてくれているようにも感じれます。境内の梅 法華経の『法師品第十』には「柔和忍辱の衣」とあり、法華経を信仰する人は必ず、慈悲にあふれた優しい心と、困難に耐え忍ぶ強い心の両面を備えた衣を着なければならないと説かれております。まさに梅の木のように、冬を耐え忍び、花が見る人の心を優しく包み込むような生き方ですね。
今月は春の彼岸会があります。この一週間は、仏道修行の期間。柔和忍辱の衣を着れるように、精進して参りましょう。