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〜迷っても悟っても仏さまの中〜
日蓮宗 だんじょのお寺
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応病与薬と万病一薬
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先日、子供が風邪を引き、いつも抱っこしている妻に移り、そしてついに私にも感染!こんな時は早めのお薬を飲むことが大事ですね。
この薬と言えば、仏さまの教えと同じ!仏さまは、私たちのそれぞれの症状に対して、それぞれの対処する教え(薬)を説かれました。
「仏さま、鼻水がでます…。どうしたらいいでしょうか?」
「そんな時は、この薬(教え)が良いよ!」
「仏さま、喉が腫れています…。どうしたらいいでしょうか?」
「そうだね。その時はこの薬(教え)を出しましょう。」
これを
応病与薬
といいます!人々の救いの求めに対して、適宜にお薬(教え)を説かれました。ですからこのようなお経は、弟子や信者さんから話し始めてお経が始まります!
それに対して、仏さまからお話し始めたお経があります。それが
法華経
というお経です。
「みなさん、この薬(教え)を服せば、必ず病は治りますよ。」
と仏さま自ら薬を調合して出されてきたのです。これを
万病一薬
といいます。
すべての病、悩み、苦しみ、悲しみを癒やしてくれるお薬とは一体何なのでしょうか?
それは
南無妙法蓮華経
の
お題目!
法華経の中で、仏さまが今の時代の私たちの為にわざわざ、
「ここに薬を留めて置くから、飲みなさいよ。」
と説かれているのですね。
薬は薬でも、その場しのぎの薬と、病という苦しみや悩みを根本から治癒する薬とではありがたさが違いますね♪
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