立正安国論を学ぶ 序
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近年、東日本大震災や、台風の大雨の発生。また地球温暖化による天候不順、それによる作物の不育。更には新型肺炎SARSといった伝染病の流行等、日本を取り巻く環境が、ある時代とよく似ていると指摘されています。
それは天変地夭が起こり、飢饉疫癘が大流行していた鎌倉時代!まさに仏典が説く、末法の時代の様相となってきています。
その災難が続く時代に、一人の僧侶が仏教に理由と答えを求め、一切経蔵(お釈迦様が説かれたすべてのお経が収められているお堂)に籠もられました。その僧侶の名こそ、日蓮大聖人であり、究明された事こそあの『立正安国論』です!
今こそ私たちは、この『立正安国論』をもう一度、よく考察していかなければならない時期に来ているのではないでしょうか?そこで誰でも分かるように、要約した『立正安国論』をコラムとして書いていきたいと思います。
この『立正安国論』は、客人と主人との問答形式で進んでいきます。全部で十の問答があり、ひとつの問答ごとに見ていきたいと思います。それでは立正安国論を学ぶ@からご覧下さい。