A、私たちが亡くなって、この世を去る時、一番最初に迎えてくれる人は誰でしょうか?
ご先祖様?先に逝った最愛の家族?
いえいえ!それは日蓮大聖人です!!
言い伝えによると、私たちは亡くなると、四十九日の間、お釈迦様のおられる霊山浄土を目指して黄泉の国を旅をすると言います。そしてついに、霊山浄土の入口に着いた時、なんと日蓮大聖人が私たちを待って下さっているのです!それが『波木井殿御書』の一節です。
霊山へましまして艮(うしとら)の廊(わたりどの)にて尋ねさせ給え
必ず待ち奉るべく候
ありがたい一言に尽きます!
その日蓮大聖人の命日の法要である「御会式」が、最近、参拝される檀信徒が少なくなってきました。私たちをお待ちになって下さる日蓮大聖人に対し、その私たちが、お会式に参列もせずに日蓮大聖人に会わないということは、あってはなりませんね!
お彼岸、お盆は自分のご先祖様の供養なので、お寺へと足が向きますが、日蓮大聖人の法事となると、なかなか重い腰が上がらない…。
でも、私たちのご先祖様をいつも迎えて救って下さったのは、日蓮大聖人なのです。そう!私たちだけではなく、私たちのご先祖様も、お待ちになって下さり、霊山浄土へとお迎え下さったのです(。-人-。)
この事を、私たちはよくよく心に留め置くべきです。御会式だけは、必ずお寺に参り、手を合わしてて、日蓮大聖人に報恩の誠をさ下げて参りましょう♪