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〜迷っても悟っても仏さまの中〜

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心の持ちようと行いをどのように心がければ良いですか?privacy policy


言葉の戒め

前回の続きです!
お釈迦さまが教えて下さる心の持ちようと、行いの心得でもある、
法華経の『安楽行品第十四』に説かれる、
四安楽行(しあんらくぎょう)

身安楽行(しんあんらくぎょう)

口安楽行(くあんらくぎょう)

意安楽行(いあんらくぎょう)

誓願安楽行(せいがんあんらくぎょう)

今回はふたつめの・・・
口安楽行(くあんらくぎょう)
つまりは、言葉の戒め
のことです。

kotoba
私たちが人間関係で失敗する一番大きな原因は、
口から発せられる言葉
だからこそ、『口は災いの元』と昔から言われているわけです。
法華経の中でお釈迦さまは、

@悪口を言わない

A人の善し悪し、長所・欠点を言わない

B名指しで非難しない

C美辞麗句を言わない

と、丁寧に口から出る言葉の注意をしてくださっています。
人を名指しで悪口を言ったり、
あの人はあそこがダメだと欠点を言う
のはもちろんですが、
へりくだって気持ちもないのに、
飾った言葉で相手を愚弄してはいけないということでしょう。
このように、慈愛の心を持って他人と話すことで、
相手も逆らう気持ちをおこすことなく、
聞く人の心にスッとはいっていきますよ♪
と名説法者であるお釈迦さまの、私たちに対してのアドバイスです!
egao

また、笑顔にて語ることを心懸けることや、
たとえ話など分かりやすく相手の立場に立って語る
ことが大事と、言葉の基本を教えて下さっています(゚ー゚)(。_。)ウンウン

・・
・・・
いやはや・・・
こうやって学んでいますと、
自分自身の相手に対する言葉はなっていないなぁ・・・
と反省するばかりですねヽ(ヽ>ω<)ヒイィィィ!!

ひとつの言葉でけんかして
ひとつの言葉で仲直り
ひとつの言葉で涙を流し
ひとつの言葉で笑い合う
ひとつの言葉で頭が下がり
ひとつの言葉でいがみ合う
ひとつの言葉はそれぞれに
ひとつの心をもっている

大きな大きな力を持っている言葉・・・。
もう一度、見つめ直して参りたいですね(。-人-。)
次回は
意安楽行です!
コチラをクリック!